日本代表MFの遠藤航が、日本でも大きな話題となった“あるシーン”の舞台裏を激白した。所属するリヴァプールが5年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たした直後、『ABEMA』が現地イングランドで遠藤に独占取材を実施。かつて浦和レッズや日本代表で共に戦った槙野智章と様々な話に花を咲かせた。
入団2年目を迎えた2024-2025シーズンの遠藤は、レギュラーだった1年目とは違ってラスト数分間から数十分間で試合を締める“クローザー”を担当。しかし本職のボランチのみならず、CBや右SBでもしっかりと仕事を果たし、リヴァプールの覇権奪回に大きな貢献を果たした。
そして、プレミアリーグ34節のトッテナム戦(現地時間4月27日)でも76分から途中出場で右SBに入って勝利に貢献し、優勝決定の瞬間をピッチで迎えた遠藤。キャリア初のリーグ制覇について槙野に「試合終了のホイッスルが鳴った瞬間はピッチに立っていたけど、どんな感情だった?」と聞かれると、「けっこう落ち着いてましたね。優勝した実感はもちろんありましたけど、周りの選手たちが喜んでる姿を見てた。ベンチから走って喜びに来る選手たちの光景とか」と明かした。
この優勝決定シーンにおいて日本で話題になったのが、遠藤がGKアリソン・ベッカーに向かって走り、そのまま加わってDFアンドリュー・ロバートソンも含めて抱擁したシーン。のちにDFフィルジル・ファン・ダイクを含めた4人でハグした場面は、SNSで「ハグに泣けた」「エモすぎる」「感動した」「まじで最高のシーン」となどの声が出ていた。槙野が「アリソンに向かって走っていく航の光景が、すごく印象的だった。あれはどんな思いで走っていったの?」と聞くと、遠藤はこう答えた。
「パッてゴールのほうを見たらアリソンが1人で喜んでたんで、僕はそっちに走りに行ってみたいな。タイトル獲った時の喜び“あるある”みたいな感じで、後ろめの選手とかキーパーが1人になりがちじゃないですか。だから、距離感的に近かったとかあるんですけど、自分は周りを見て1人でいた選手に喜びに行こうみたいな感じでしたね」
話題のシーンの裏話を明かした遠藤は、独占取材の中で去就問題、ポジション、日本代表など他にも様々なテーマで自身の思いを赤裸々に語っている。
(ABEMA/サッカー日本代表)




