副鼻腔炎の症状は?

副鼻腔炎とは
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 副鼻腔炎とは、鼻の奥にある副鼻腔で炎症が発生する病気。3カ月以上続く慢性のものは蓄のう症とも呼ばれている。主な症状は、粘り気のある黄色や緑色の鼻水、鼻詰まり、頭痛や顔面の痛みなどだという。

 五藤理事長は副鼻腔炎について「副鼻腔が痛い、重いとか、うみ、のう性の鼻水・鼻汁が特徴だ。(副鼻腔の)上顎洞が炎症を起こすと歯の痛み、細菌性の場合は発熱を伴う。ほとんどのケースが1〜2週間くらいで改善するが、まれに数カ月にわたって慢性化して治療が継続的に必要になったりする。なかなか治りづらい、悪化する場合は手術が必要だ。基本的には全身麻酔で手術、入院治療。最近は外来クリニックで局所麻酔の手術も増えている。金額は3割負担であれば入院費を含めて10万円前後、入院期間は3日間くらい。内視鏡による治療、顔面を切り開くわけではなく、他の人から気づかれにくい」と解説した。

予防法は?
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