【写真・画像】なでしこ速報 1枚目
【映像】田中美南、ビタ止めトラップ→幻の30m“コロコロゴール”

【国際親善試合】ブラジル女子代表 3ー1 日本女子代表(日本時間5月31日/ネオ・キミカ・アレーナ)

【映像】田中美南、ビタ止めトラップ→幻の30m“コロコロゴール”

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は31日、国際親善試合でブラジル女子代表とアウェーで対戦。田中美南の幻のゴールや長野風花のPK失敗などが響き、1ー3で敗れた。完全アウェイの中で、ニルス・ニールセン体制では初黒星となっている。

 2027年に予定されている女子ワールドカップのホスト国であるブラジルとの強化試合2連戦の初戦。ニルス・ニールセン監督はこれまでと同様に4ー3ー3のフォーメーションを採用した。GKは山下也加、DFは右から古賀塔子、熊谷紗希、南萌華、北川ひかるが並んだ。長谷川唯(コンディション不良)が不在の中盤は長野風花がアンカーを務め、宮澤ひなたと谷川萌々子がインサイドハーフに。3トップは右から浜野まいか、田中美南、藤野あおばを起用している。

 試合は11分に動く。ブラジルのカウンターを受けると、ドゥジーニャの仕掛けに対して南が後ろからスライディングでボールをカットする。そこからなでしこが逆カウンターを開始。自でボールを受けた藤野が前線にロングボールを蹴り込むと、センターバックの間から抜け出した田中が独走。飛ぶ出したGKロレナを左にかわして、ボックス手前から左足で狙ったゴロのシュートがそのままゴールに吸い込まれた。

 しかしここでVARが介入し、主審もOFRで状況を確認。ドゥジーニャに対する南のスライディング場面で足を引っ掛けていたことが発覚した。そのためなでしこのゴールは取り消され、ブラジルにPKが与えられる。絶体絶命のピンチとなったが、キッカーのケロリンが放ったシュートは枠を外れて、なでしこはこのピンチを凌いでいる。

 しかし28分、谷川のボールロストから自陣に攻め込まれると、最後は19歳のドゥジーニャに強烈な左足のシュートを叩き込まれた。さらに42分にはカウンターからまたもドゥジーニャに決定機を作られる。山下が1度はシュートをブロックしたものの、こぼれ球を押し込まれて2点ビハインドで試合を折り返した。

 後半に入り勢いを持って攻めるなでしこは48分、ボックス手前の藤野が狙ったミドルシュートがクロスバーを直撃。直後に獲得したCKの流れからは古賀もミドルシュートを狙うなど、徐々にシュート本数が増えていく。しかし55分にはまたもカウンターを浴びると、最後はケロリンにネットを揺らされて3点目を失った。

 65分には藤野のパスに反応した北川が、ボックス内から仕掛けたところで相手のハンドを誘発しPKを獲得。しかし、このチャンスを長野が決め切ることができず点差を縮めることはできなかった。

 78分には長野と谷川を下げて、籾木結花と松窪真心を投入。さらに76分には藤野と熊谷を下げて、清家貴子と山本柚月を送り出すなど果敢に交代カードを切っていく。89分には籾木のスルーパスから清家のゴールが決まる。終盤には宮澤を下げて杉田妃和、北川を下げて千葉玲海菜を送り出したがここで試合は終了。ニールセン体制で初黒星を喫した。
ABEMA/なでしこジャパン)

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