【国際親善試合】ブラジル女子代表 3-1 日本女子代表(日本時間5月31日/ネオ・キミカ・アレーナ)
ブラジル女子代表の若き逸材の鮮烈な一撃が、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)を襲った。サンパウロ所属の19歳FWドゥジーニャが左足から放ったシュートはクロスバーの下を叩いてゴールイン。強烈なゴラッソに日本のサッカーファンも脱帽した。
なでしこジャパンは日本時間5月31日、敵地でブラジル女子代表と対戦。しかし序盤から押される展開が続き、スコアレスで迎えた28分には衝撃的なゴラッソを叩き込まれた。
GK山下杏也加からの縦パスを受けたMF谷川萌々子がハーフウェーライン手前でボールロストすると、そこからブラジルのカウンターがスタート。ボールを回収したドゥジーニャが日本のDF南萌華を弾き飛ばしながら右サイドから左サイドに流れる形でボールを持ち運ぶと、カバーにきたDF古賀塔子が足を伸ばす直前にボックス手前から左足を一閃。この強烈な一撃が右上のクロスバーを叩いてゴールインした。直前にビッグセーブを披露していた山下も必死に手を伸ばしたが、触ることができないゴラッソだった。
ドゥジーニャにとっては、これが嬉しい代表初ゴール。神に祈りを捧げるようなポーズをすると、感極まった表情で顔を覆った。チームメイトが続々と駆けつけて19歳を祝福し、リプレイ映像ではベンチに座っていたFWマルタ(39歳のレジェンド)も椅子から飛び上がって大興奮する姿も映し出された。
この鮮烈ゴールはABEMAのコメント欄やSNS上で大きな話題に。日本のファンも「すごいコースだったな」「カッコイイな」「シュートは凄かった」「これはしょうがないよ」「19歳まじか」「19歳すご」「これはノーチャンス」「止められんわそれ」「敵ながらあっぱれだな」「速くてシュート上手い」「悔しいけど綺麗にやられた」など、相手のスーパーゴールに脱帽していた。
このゴールで先制に成功したブラジルは、その後もホームで試合を優位に進めて55分まで3ゴール。なでしこジャパンも89分に1点を返したが、反撃もそこまでとなった。
なお、なでしこジャパンとブラジル女子代表は今シリーズで強化試合をもう1試合組んでおり、次戦は日本時間6月3日(朝8時キックオフ予定)。なでしこジャパンはこの日の課題を修正し、2試合目はリベンジできるか。期待したい。
(ABEMA/なでしこジャパン)





