──実際に農林水産大臣になられて、外から見ていたのとは違うか。強固な仕組みが作り上げられていて、難しいかもしれないと感じたことは?
「正直、そうなるかなと思ったんです。『あいつ来るぞ、厄介なやつが来るな』と。そうしたら、この1週間でよくこんなに頭を切り替えて、これだけのスピードについてきてくれているなという。農水省に感謝の気持ちでいっぱいだ。役所が協力してくれなかったらこんなスピードではできない」
──大臣就任から1週間、国民に伝えたいことは?
「今回のコメ問題にこんなに関心が集まってることを、消費者の皆さんにとっても、誰が食べ物を作って、そして農家さんの努力や苦労、こういったものに思いが行く1つのきっかけになればと思っている。
そうすれば、国産のものを自ら進んで食べよう、そしてそのことによって農家さん、生産者を守っていこうと。そういったお互いにとっていい関係を構築する新たな消費社会が生まれると思う。備蓄米を2000円、1800円にすることがずっと続くわけではなくて、1回落ち着かせるという思いの中でやっていることをご理解いただければと思います」
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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