【MLB】カブス 7—3 レッズ(6月1日・日本時間2日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が「3番・DH」でスタメン出場したレッズ戦で初回、試合開始早々に球場がざわつく思わぬアクシデントが発生した。
初回のカブスの攻撃で、1死からタッカーが死球を受け出塁。続く鈴木の第1打席中に果敢に二盗を試みた。ところが、スライディングの際に勢いで脱げたヘルメットが顔面を直撃。ベース上で動けなくなり、その場にうずくまった。
中継映像には、腕で顔を押さえながら痛みをこらえるタッカーの姿が映し出され、スタジアムは一時騒然。加えてこのとき、右手薬指も負傷しており、痛恨のダブルパンチとなった。
タッカーは5回に途中交代となったが、球団発表によると、鼻の上部の擦り傷と、指の腫れが確認されたが、レントゲン検査では骨折などの申告な異常はなかったとし、1、2日での復帰が見込まれているという。
今季ここまで盗塁成功率100%、29連続成功中だった俊足が、まさかの“ヘルメット直撃”で記録がストップするというまさかの結末に。幸い大事には至らなかったものの、好調なカブスにとって、ヒヤリとするワンシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


