【国際親善試合】ブラジル女子代表 2-1 日本女子代表(日本時間6月3日/シーセロ・デ・ソウザ・マルケース・スタジアム)
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のFW藤野あおばが、男子代表FWの三笘薫を彷彿とさせる超絶的アウトサイドパスでアシストを記録。ブラジルDF陣を引き裂く完璧クロスに、元日本代表の岩渕真奈さんも大絶賛している。
なでしこジャパンは日本時間6月3日、国際親善試合でブラジル女子代表と対戦。1-3で敗れた5月31日の第1戦と違って今回は前半からほぼ互角の勝負を見せ、後半開始早々の46分には完全アウェーの敵地を沈黙に陥れた。
後半から左SBに入ったDF千葉玲海菜が相手陣内でルーズボールを回収したところから攻撃がスタート。左に流れるMF籾木結花を経由して藤野にボールが通った。すると藤野は、中央に顔を出したMF松窪真心とのワンツーで相手ディフェンスラインを突破。左足でトラップしてボールを身体の前に置くと、ゴール前の状況を見て右足アウトサイドで鋭いグラウンダーのクロスボールを供給した。最後は逆サイドからゴール前に入ってきたFW清家貴子が押し込み、なでしこが先制点を奪った。
このゴールにABEMA解説の岩渕さんは「素晴らしいですね。色々な選手が関わって、しっかり走る、スペースを開けていました」と連動したゴールを称賛。中でも藤野のアシストシーンについては、「右のアウトサイドキックがうまかった。男子だと三笘薫選手がよくやるプレー。素晴らしいと思います」と、男子代表を牽引するアタッカーを引き合いに出して絶賛した。
このシーンには、ABEMAのコメント欄やSNSでファンたちも反応。「アウト上手いな」「あおばちゃんマジすげー」「おしゃれパス」「三笘さんもにっこり」「三苫みたいなパスやったな」「素晴らしい連携からのゴールでした」「めちゃくちゃドンピシャのアウトサイドパスで鳥肌立ったわ」「藤野の絶品アウトサイドパス!!!素晴らしい」など大盛り上がりとなった。
ただ、なでしこジャパンは54分にオウンゴールで同点にされると、79分には超爆速カウンターで失点。1ー2の逆転負けを喫し、アウェー・ブラジル連戦は2連敗に終わった。
(ABEMA/なでしこジャパン)





