【国際親善試合】ブラジル女子代表 2-1 日本女子代表(日本時間6月3日/シーセロ・デ・ソウザ・マルケース・スタジアム)
ブラジル女子代表の初招集19歳ストライカーと、マンチェスター・シティの快速アタッカーが、衝撃的なスピードからカウンターアタックを決め切った。なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)を切り裂いた圧巻ゴールに日本のファンも脱帽している。
なでしこジャパンは日本時間6月3日、国際親善試合でブラジル女子代表と対戦。美しい連携からFW清家貴子のゴールで先制したが、1ー2の逆転負けを喫し、アウェー・ブラジル連戦は2連敗に終わった。
圧巻の決勝点は79分だった。ブラジルはなでしこジャパンのCKからのクロスボールをクリアし、途中出場していた19歳のFWジョンソンがこぼれ球を回収。MF松窪真心とMF三浦成美に挟み込まれたが、左でフリーとなっていたFWケロリンにパスを通す。
ボールを受けたマンチェスター・シティ所属の快速ケロリンは、一瞬の加速力で松窪を抜き去る。そして、並走するジョンソンにタイミングに合わせて、ディフェンスラインの裏へとスルーパスを通した。今度はジョンソンが超加速で、追走してきたDF千葉玲海菜をぶっちぎると、そのまま巧みなループシュートをゴールに流し込んだのだ。
ジョンソンがボールを回収してからわずか11秒でゴールを陥れた超高速カウンター。衝撃的なスピードにABEMA解説の岩渕真奈さんも思わず「速い」とこぼした。さらにゴールシーンを振り返り「(ジョンソンを挟み込んだところで)取り切りたかったですね。悔しいですね。速かったですけど、こういう選手たちは世界に山ほどいる。そこの対応は難しいとは思いますけど、学ばないといけない」と、なでしこジャパンの課題を口にした。
さらに、サッカーファンもたちも注目。ABEMAのコメント欄では「エムバペやん」「ベン・ジョンソンかよ」「スピードの差だね」「マジで女子のエムバペ」「加速えぐいって」とケロリン&ジョンソンのスピードに衝撃を受けていた。そのほかにも「個人技イッパツ」「W杯のベルギー戦かよ」「フィジカルサッカー」「単純にスピードにやられたな」「こういう選手たちをなんとか止めないとな」「ゴールに向かって最短距離でぶっちぎられたな」「厳しいけどこれが現実」「このやられ方は結構辛いな」など様々な反応が寄せられた。
ブラジル遠征を2連敗で終えたなでしこジャパンは、日本時間6月28日にスペインのマドリードでスペイン女子代表と強化試合で対戦。女子ワールドカップ2023優勝国を相手に、どんな戦いを見せるか注目だ。
(ABEMA/なでしこジャパン)





