アイドルが赤い服の写真を投稿して“プチ炎上”
さらに若者の間では「認証ショット」というものが流行しているという。
「投票用紙は撮影できないので、持ち込んだ紙や自分の手に投票用のハンコを押して、外に出てから写真を撮って『投票に行きました』とInstagramやXなどにアップする。このようにフランクに選挙を楽しむ感じもあり、日本ではあまり見たことがない光景だろう」
認証ショットには「みんなで行きましょう」と呼びかける意図もあるのだろうか?
河村記者は「話を聞いていると、一番多いのはやはり『記念』だ。それに加えて、『政治に参加しています』というアピールもあるようだ」と説明した。
さらに、驚くことに韓国の芸能人は、選挙期間中に「服の色」にまで配慮しなければいけないという。
河村記者は「かなり敏感なところ」として「例えば、アイドルが赤い服の写真を投稿して“プチ炎上”したことも。韓国では保守系=赤、左派=青というイメージカラーの印象が強烈なので、選挙期間中にこの色を使うことをみんな避ける。ちなみに私も政治取材の時は青と赤以外のネクタイにしている」と実情を話した。
続けて河村記者は「選挙期間中はピースサインもダメだ。選挙期間にピースサインで写真に写ると、『候補者番号2番のキム・ムンス候補を支持する』と捉えられかねないので芸能人などは気にしている」と述べた。
2022年大統領選の投票率は77.1%と高かった。今回も関心度は高く、前回を上回る投票率となるかもしれない。
(ABEMA/ニュース解説)




