【写真・画像】「センスありすぎる」日本代表10番の“圧巻バックスピンパス”にファン感嘆!「痺れたわ」「ダイレクトがかなり効いた」大関友翔が技ありプレアシストで先制点演出 1枚目
【映像】「悪質な肘打ち」の瞬間(リプレイあり)
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【モーリスレベロトーナメント】U-20日本代表 1ー1(PK3ー4) U-20メキシコ代表(日本時間6月7日/パルク・デ・スポール)

【映像】「悪質な肘打ち」の瞬間(リプレイあり)

 あまりにも酷い肘打ちだった。U-20日本代表のMF小倉幸成が、ラフプレーを受けて鼻から出血。VARが導入されていなかったためイエローカードの判定となると、ファンたちが怒りを露わにした。

 U-20日本代表は日本時間6月7日、モーリスレベロトーナメント(フランス開催のアンダー世代国際大会。旧称はトゥーロン国際大会)のグループステージ第2戦でU-20メキシコ代表と対戦。1ー1のまま90分を戦い終えると、PK戦で3ー4のスコアで敗れた。

 メキシコの激しいプレーが目立った試合。中でも問題だったのが、日本が1ー0とリードして迎えた55分だった。メキシコがバックラインでボールを繋いでいるタイミングで、小倉が突然ピッチに倒れ込み試合が止まった。

 駆け寄る主審に対して、近くにいたMF大関友翔は肘を振って相手選手にラフプレーがあったことをアピールする。また、倒れ込んだ小倉は顔を押さえた状態で悶絶し、その左手には鮮血が付着していた。

 ABEMAで解説を務めた坪井慶介氏は「ボールがないところで、肘か手を喰らいましたね。いやー、VARないですもんね」とコメント。この大会ではVARが導入されていないため、現場での判断となり、主審はMFセザール・ガルサにイエローカードを提示した。

 しかし、リプレイ映像で確認してみると、背後から忍び寄って軽く接触した小倉を振り払うようにガルサが左の肘を振る。これが小倉の顔面にヒットしていたことが明らかになったのだ。

 坪井氏は「あぁ、振ってますね」とガルサのラフプレーを指摘。一方で「ボールを見ていたので、主審が(当該シーンを)見るのは難しい。副審、第四のレフェリーが見ていたかな」と主審の背中側で行われたプレーだったため、判断が難しいと擁護する。さらに続けて「残念ながらこの試合では映像の確認ができない。我々が映像を見る限りでは顔を目掛けて腕を振っていた。本来であればレッドカードに値するプレーのような気がします」と私見を口にした。

 このラフプレーには日本のサッカーファンも注目。ABEMAのコメント欄やSNSでは「ひどいプレーだな」「これはレッドだろ」「見てないんか?」「VARないのかよ」「これでイエローは酷すぎる」「怪我させるなよ」「ガッツリ肘振ってるじゃん」「もう出血させたならレッドにしてくれ」「思いっきりやってるな」「VARがないと途端にこういうプレーが見逃されちゃうなー」「完全に小倉の顔を狙ってる。酷すぎる」など怒りの声が多く寄せられた。

 小倉は鼻に詰め物を入れてプレーを再開し、90分を戦い抜いた。PK戦の末に敗れたU-20日本代表だったが、勝点を4に伸ばしてグループBの首位をキープ。6月10日のグループステージ第3戦ではU-20デンマーク代表と対戦する。

(ABEMA/モーリスレベロトーナメント)
 

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【U-20日本代表が出場】モーリスリベロトーナメントの放送・配信、大会概要、日程、招集メンバー
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