【モーリスレベロトーナメント】U-20日本代表 1ー1(PK3ー4) U-20メキシコ代表(日本時間6月7日/パルク・デ・スポール)
U-20日本代表のDF梅木怜が高い位置から垂直落下。しかし、まさかのノーファウル判定でプレーが続行され、主審と相手選手に批判の声が集まった。
U-20日本代表は日本時間6月7日、モーリスレベロトーナメント(フランス開催のアンダー世代国際大会。旧称はトゥーロン国際大会)のグループステージ第2戦でU-20メキシコ代表と対戦。日本は何度もメキシコのラフプレーに苦しみ、中でも危険だったのが1-1で迎えた77分のワンシーンだ。
メキシコのGKエマニュエル・オチョアからのロングボールを空中で弾き返そうとした梅木だったが、対峙したMFエリベルト・フラドが競らずに背中を入れたことで高い位置から垂直落下。しかし、主審は笛を吹かず、相手ボールで試合が進んだ。最後はDF髙橋仁胡がピンチで身体を張って失点には繋がらなかったが、ピッチに落下した際に肩や下腹部を強く叩きつけた梅木はその場で倒れ込んでしまった。
この場面について、ABEMAで解説を務めた坪井慶介氏は、「相手選手が少しお尻をかがんで競らずに、梅木を上に乗せるような形にしましたから、ファウルでも良い気がするんですけどね」と、相手MFのプレーがファウルだった可能性について言及。
ABEMAの視聴者からも「ファウルだろ」「これ取らないの?」「えっ、これ流すの?」「怪我したらどうすんのよ」「梅木大丈夫か?」「イエローだろ」「落ち方かなり危険」「これ流すの怖すぎるだろ」「危ないって」「わざとだよ…」「判定基準が異常」など、相手のプレーと主審の判断に批判的な声が寄せられた。
梅木は治療後にピッチに戻ってフル出場。1-1の90分を終え、日本は同点の場合はPK戦となるレギュレーション(PK戦での勝利は勝ち点2、敗戦は勝ち点1)のもと3ー4で敗れたが、勝ち点4でグループBの首位をキープ。日本時間6月10日にはグループステージ第3戦でU-20デンマーク代表と対戦する。
(ABEMA/モーリスレベロトーナメント)


