いま、若者の間で様々なミニマル志向の物件が人気を集めている。
キューピー「えがおの食生活研究」の調査によれば、一人暮らしをする若者のおよそ4人に一人が「コンロなし」または「設置していない」と回答したという。
実際に街で話を聞いてみると、「(コンロは)もう物置になっちゃっています」「まかないを食べて生活している感じ」といった声が。他にも「買って食べるので不要」という意見や「コンロをなくしたことで片付けの手間が激減」「家事の時間が一日20分短縮できた」との声もあった。
いらないのは他にもあるようで、「浴槽もいらない」。若者たちは「なくても困らない」「最近夏すごく暑くて、浴槽につかる気分にならなくて、シャワーだけで済ませる」と話した。
2012年から単身者向けの「浴槽なし物件」を手掛ける「シノケンファシリティーズ」によると、すでに1万戸以上を手掛け、入居率は98%だという。株式会社シノケンファシリティーズ小曽戸芳光氏は「掃除の手間が減るっていうところも非常に多くいただいていたので、開発のほうを進めていった」と話す。浴槽ありと比べると、およそ1万5000円安いというコスパの良さも特長だ。
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