【ワールドカップ2026アジア最終予選】日本代表 6－0 インドネシア代表（6月10日／市立吹田サッカースタジアム）
躍動したMF久保建英に海外データサイトが最高評価。さらにAFC（アジアサッカー連盟）からも大絶賛された。
日本代表は6月10日、FIFAワールドカップ2026・アジア最終予選（3次予選）最終節でインドネシア代表を6－0で撃破。とりわけ傑出したパフォーマンスを見せたのが久保だった。
今シリーズはMF堂安律が休養で不在のため日本代表で初めて10番を背負い、さらにこのインドネシア戦では同じく初めてキャプテンも担った久保。この重責をプレッシャーに感じるどころか、むしろ勢いとパワーに変えた24歳は、まず19分に高速ダブルタッチからゴラッソ。さらに前半アディショナタイムには優しいパスから鎌田大地のゴールをアシストすると、58分には前後で敵4人に囲まれながら左足で美しいループパスを供給してFW町野修斗の得点も演出した。
攻撃面では1ゴール・2アシスト、さらに交代する69分まで守備面でも幾度となく献身的なプレスを見せた久保は、10番＆主将として申し分がない働き。AFCが選ぶマン・オブ・ザ・マッチを受賞したのも当然で、同公式Xではゴールシーンが「容赦なく、前へ前へと突き進んだ」、町野へのアシストが「ノールック！信じられないビジョン、ワールドクラスのアシスト」と大絶賛された。
また、世界中のデータを扱う海外サイト『Sofascore』も、この試合の久保を高く評価。個人採点は10点満点で衝撃の「9.5」だ。もちろん両チーム最高点で、2位は町野の9.1点、3位は鎌田の8.9点、チーム平均は7.49点だった
同サイトによる久保のスタッツも秀逸。パス成功率は86%、キーパス（シュートに繋がったパス）は6本、タックルは3回、デュエルは地上戦（4回）・空中戦（1回）ともに全勝だった。
アジア最終予選のラストゲームで、久保が眩いばかりの輝きを放った。
（ABEMA de DAZN／ワールドカップ2026アジア最終予選）
