41歳のレジェンドの再登場にファンも「めっちゃ可愛いな」「あまり変わっていない」「この歳で体を鍛えているのが凄い」と、その“美魔女”ぶりに沸き立つ。さらに、来月開催予定の女子部門限定PLE(プレミアム・ライヴ・イベント)「エヴォリューション2」のプロモーションも敢行。現在活躍する後輩たち「リア・リプリー、ビアンカ・ベレア、イヨ・スカイ、次世代のロクサーヌ・ペレス、ステファニー・バッケル、ジュリア!」と次々に名を挙げて女子スーパースターを称賛した。しかし「誰かを忘れている」――その悪い予感が的中し、リヴ・モーガンがマイク片手に登場した。
いつものジトーッとした笑顔はなく、鬼の形相で「女子部門のトップを語るなら、リヴ・モーガンを忘れんな!」とガチギレで登場。ニッキーは本当に悪気はなかったようで、「いや、リヴ、そんなつもりじゃ…」と困惑気味だったが、もう狂犬の怒りは止められない。
「去年はずっと世界王者だった」と自らの実績を次々と語り出すと、ファンも「めっちゃオコですね」「キレてる」「ご機嫌ななめ」と、この日の激怒ぶりに驚いた様子。その後もぐだぐだと御託を並べたリヴは、ついには「あんた私に嫉妬してるんでしょ?」と殿堂入りの功労者へ暴言を吐き続けた。
さすがにうんざりしたのか、ニッキーも「ところであんたの男(ドミニク・ミステリオ)だけど、本当は誰の男なんだろ? あんたの? それともロクサーヌの?」と、このところドミニクに急接近中のロクサーヌの名をあえて名指して痛いところを突くと、リヴは「あんたは所詮、恋リア番組の女」と侮辱の反撃。
これでついに大人モードだったニッキーも堪忍袋の緒が切れ反撃に向かうも、ブランクが長いベテラン。あっさりと現役選手リヴのフィニッシャー「オブリビオン」を喰らい、地元フェニックスのマットに“大の字失神”の屈辱を味わうこととなった。
レジェンドを讃えるはずの場が、気づけば修羅場に。ABEMA解説の週刊プロレス・井上記者も「レジェンドに決めちゃった…。」と唖然。ファンも「綺麗に決まった」「決めちゃった」「痛え」「悪い女だな」とざわついた。しかしながら、ディーヴァ時代後期の大スターが見せた往年の輝きを垣間見せる見事な“散りっぷり”に、ツウのファンからは「いい伸び方だ」「やられ方が上手い」と称賛の声もちらほら聞こえた。(ABEMA/WWE『RAW』)
この記事の画像一覧
