さらに入江が依頼人の自宅に清掃しに向かうと、依頼者が勝手に気を遣ってバラエティ番組からチャンネルを変えたりすることがあったそうだ。このエピソードを受け、キャイ〜ンの天野ひろゆきが「問題から2ヶ月後に一般の人と絡む仕事ができるってスゴいな」と感心すると、入江は「『おそうじ本舗』の制服を着て、吉本の後輩にたまに出くわすのは一番辛かったですね」と当時抱いていた繊細な気持ちを明かした。

 そんなやり取りの中で、香取慎吾が「見られるのが嫌だったんだ」とコメントすると、入江は「すごいプライドがあったんです。バイト先に高い時計をつけて行ったこともありました。高い時計してたら“舐められねぇ”みたいなよくわからない発想があって。“下に見られてる”とかそういう風に思っちゃう時は、“俺、財布GUCCIっすよ”みたいな。本当にしょうもないプライドがありました」と振り返った。

 さらに清掃業の道に進んだことにより、同業者からも「清掃は罰ゲームじゃないから」「禊にするんじゃねえ」などと批判の声が上がったという。しかしおそうじ本舗の社長・村井さんが入江を心広く受け入れたことで、入江は清掃業に従事することができ、現在では自らの清掃会社を経営するまでに社会復帰ができた。入江は「めちゃくちゃ感謝してます」と、村井さんに対する気持ちを明かしていた。

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