草むしりが人生を変える転機に
働く意欲すら失い時間を持て余していた時、パークは意外な形で救いを見つけた。
「何もしてなくて寝てたっていう時間がすごく嫌だったので、延々に草をむしっていたら、いつの間にか2時間とか経ってるわけですよ。立ったら腰が痛いとか。でもそれが余計なこと考える暇がないというか、没頭して草を抜いて、『わー綺麗になったな、時間がすげー過ぎてる』みたいな。そんな生活になったんで、何か充実してたんですよね」
この草むしりが家庭菜園へと発展し、「最初にニンジンを1年育てて、その後パクチーを育てて、3年目に『農業やってる』って言ったら、もう引き下がれないなと思って」と農家として本格的に踏み出した。現在では小さな庭の手入れから始まった趣味が、広大な田畑を管理するビジネスにまで成長した。
芸能界への未練と現在の心境
