「挑戦者としては予定通りの展開か」伊藤匠叡王VS斎藤慎太郎八段 運命の最終局は相掛かりの戦型に/将棋・叡王戦第5局 将棋伊藤匠,斎藤慎太郎 2025/06/14 12:34 拡大する 将棋の伊藤匠叡王(22)に斎藤慎太郎八段(32)が挑戦する第10期叡王戦五番勝負第5局が6月14日、千葉県柏市の「柏の葉カンファレンスセンター」で行われている。注目の最終局は、振り駒で斎藤八段に決定。戦型は「相掛かり」となった。 両者2勝2敗で迎えた運命の最終局。伊藤叡王の初防衛か、斎藤八段の7年ぶりのタイトル獲得か、この一戦が決着局とあり一手一手の進行に大きな注目が集まっている。 最終局は斎藤八段の先手で相掛かりの出だしに。本シリーズでは第1局から第3局まで相掛かりが志向され、斎藤八段が1勝、伊藤叡王が2勝を飾っていた。第4局では角換わり戦で斎藤八段が勝利しタイに追いついたが、両者にとって絶対に譲れない一戦では再び相掛かりの戦型選択となった。 続きを読む 関連記事