日本や世界経済への影響は?

イスラエルとイランの対立
拡大する

 15日にはイランの石油施設なども攻撃を受けているが、石油などのエネルギー価格への影響は今後どうなるのだろうか。

「中東、特にペルシャ湾からの油や、他のエネルギー資源の安定的な供給を不安にするもので、エネルギー価格は上がっていくと見た方が良い。世界経済への打撃はあるだろうと思う」(東洋英和女学院大学・池田明史名誉教授、以下同)

 G7がイスラエル支持を表明している一方で、石破総理大臣はイスラエルの攻撃を到底許容できないと非難している。これを池田氏は以下のように分析する。

「日本はイスラエルともイランとも関係を持っているため、どちらかの側に完全に加担するわけにはいかないのだろう。基本的にイスラエルの自衛権は認めるが、核施設などへの先制的な軍事攻撃は“もってのほかだ”というくらいの立場」

(『ABEMAヒルズ』より)

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