【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 1-2 ヴィッセル神戸(6月21日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)
まるでデジャヴ。川崎フロンターレのFW宮城天とMF大島僚太が次々と仕掛けたダブルタッチに、ヴィッセル神戸のFW佐々木大樹が翻弄された。美しいテクニックにファンや実況・解説陣が感嘆している。
明治安田J1リーグ第21節で、川崎Fは神戸をホームで対戦。1-2で敗れたが、終盤の80分に華麗なテクニックでスタジアムを沸かせた。
先にダブルタッチを披露したのは、宮城だった。中盤まで降りていた際、DF丸山祐市から縦パスを引き出すと前を向く。神戸の佐々木に牽制されたが、ボールを右足でコントロールして左に持ち出して逆を突いてそのまま抜き去った。
その直後、DF佐々木旭を経由して大島にパスが渡ると、帰陣していた佐々木が再びボールを奪おうと飛び込んできた。すると川崎Fの背番号10は、一瞬右へいくと見せかけて右足でボールを左に大きく持ち出し、そのまま相手を抜き去った。
その後、大島は一度宮城にボールを預け、リターンを受けるとハーフウエーライン付近から背後へ走るFW山田新にピンポイントのフィードを供給。これはオフサイドとなったが、2人のダブルタッチからチャンスを作り上げた。
数分後にリプレイ映像が流れると、解説の福田正博氏は「ダブルタッチ→ダブルタッチですね。綺麗ですね〜」と絶賛。さらに「子どもたちに見せたいほど。とくに大島のダブルタッチは見事ですね」と語るほど、教科書のような華麗なプレーだった。
この連続ダブルタッチは川崎Fの公式YouTubeでも紹介され、SNSではファンから「2人ともボールの置き所が深すぎる。こんなダブルタッチ絶対取れない」「天ダブルタッチからの大島ダブルタッチ連発は痺れました」「無限ループできる」「ダブルタッチ祭り」「うっま」「大島のダブルタッチ、理不尽サッカーアニメみたいやった」「宮城と大島の連続ダブルタッチ、何じゃそりゃ」「宮城と大島のダブルタッチで白飯3杯だろ」など感嘆・称賛の声が溢れている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





