話題沸騰となった「神トラップ」を本人と盟友が語り合った。なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の新キャプテンに就任したMF長谷川唯が、『ABEMA』で先輩の岩渕真奈とスペシャル対談。様々なテーマについてトークを展開した。
なでしこジャパンでも屈指の技巧派として知られる長谷川。直近でとりわけファンを驚愕させたのが、アメリカ戦(2月27日の2025 SheBelieves Cup)の「神トラップ&タッチ」だ。GK山下杏也加が蹴った鋭いライナーパスに対して、長谷川がセンターサークル手前で反応。FW田中美南が相手をブロックした隙に、まず右足のインステップを使って自身の胸の位置あたりまでボールを浮かせ、さらに落ちてきたところをもう一度右足アウトでスペースへ持ち出し、サポートに来たMF籾木結花へとパスを繋いだのだ。
ABEMAのコメント欄やSNSでは「レベチだ」「凄くて笑ってしまった」「神トラップ」「三笘ばりのトラップ」「今のトラップやばくない?」などと話題になった一部始終を、長谷川本人がこの試合で解説を務めていた岩渕と改めて語り合った。
長谷川は神業クラスのファーストタッチ&持ち出しについて、「ここらへん(インステップ)あたりでなんか止まった。そのままリフティングみたいになった(笑)」と回顧。岩渕が「すごいな…」と感嘆すると、さらに「すっごい綺麗に(足に)当たった」と振り返った。
岩渕が「美南が良い感じに(相手を)抑えてくれている。そもそも美南が受けようと思ったんじゃない?」と質問すると、長谷川は「そう正直、ヤマ(山下)はたぶん奥に蹴ったはず。だけど、タナピー(田中)が途中で気づいて相手をブロックしたとか言っていて、だから相手を気にせずトラップに集中できた感じでしたね」とコメントした。
さらに岩渕が「いや〜、このプレーは本当に技術が備わってないとできない。なかなかないシチュエーションですし、そんなに成功できるプレーでもない。しかもアメリカ戦。もう言うことないですね」と総括すると、長谷川は「良かったです!」と満面の笑顔を見せていた。
なお、今回のスペシャル対談で長谷川は、岩渕の第一印象をはじめ、現なでしこジャパンの若手に対する印象、さらに新キャプテンとしての秘めた想いなども語っている。
(ABEMA/なでしこジャパン)



