アニメ『機動戦士Zガンダム』の最終話で描かれた、異質な空間での対話劇のことをご存知だろうか。戦場の中で突然現れる“舞台空間”。そこに登場人物たちが順に現れると、まるで演劇のような対話を繰り広げるというなんとも印象的なシーンだ。
【映像】スポットライトで照らされるシャア(7分36秒ごろ~)
クワトロ・バジーナ(CV:池田秀一)はコロニーレーザーの制御施設を死守するため、百式でジ・Oとキュベレイという強敵2機を相手に孤軍奮闘していた。さすがに分が悪く、百式は片腕片脚を失うほどの損傷を受け、シャア自身も追い詰められてしまう。
だが、彼は「まだだ、まだ終わらんよ!」という捨て台詞を残してその場から離脱し、百式を降りてグリプス2の居住ブロック内部へと歩を進めていく。ここから始まるのが、Zガンダム随一の“舞台っぽい演出”である。
クワトロにスポットライトが、点けたのは日本語
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