フジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングスが25日、株主総会を開催した。中居正広氏と元社員の女性とのトラブルをめぐり人権やコンプライアンスの強化策を発表、取り組みを進めている中、3000人を超える株主が集まり様々な質問やヤジが飛び、4時間半にも及んだ。経営陣の刷新が求められたが、11人の取締役は全てフジ側の提案が通り、大株主であるダルトンの提案は全員否決された。
【映像】ひろゆき氏バッサリ「地上波は高齢者と一緒に死にゆく」
「ABEMA Prime」に出演した2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏は「ダルトン側が何を変えたいのかよくわからなかった」とし、また将来のテレビ業界に対して「高齢者と一緒に死にゆくメディア」と表現した。
中居氏と元女性社員とのトラブルにより、フジテレビは大量のCM減少によって売り上げも大きく下げた。フジ・メディア・ホールディングスの清水賢治新社長は「フジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビは経営体制が完全に刷新された。改革アクションプランを着実に実行する環境が整った」ともコメントした。
ひろゆき氏は、フジテレビの今後とダルトンの動きについて触れると「長期的には、テレビは高齢者ばかりしか見ていなくて、20代や一人暮らしはテレビも買わないことが10年、20年続いて(視聴者が)減ることはわかっている。スポンサーが戻り、売り上げも戻ったタイミングでダルトンが売り逃げをして儲かった、というところでいつものフジテレビに戻るのでは」と見解を示した。
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