淡々とした口調なのに、言葉の重みがやたらすごい。アニメ『機動戦士ガンダムジークアクス』第3話で放たれ、瞬く間にネットミームとなったフレーズがある。「戦え、とガンダムが言っている」というシュウジ・イトウ(CV:土屋神葉)のセリフだ。
【映像】シュウジ「~、とガンダムが言っている」(11分45秒ごろ~)
第3話から本格的に姿を見せた赤いガンダムのパイロット、シュウジ。彼が発したこの一言は、視聴者の脳内に妙に残る“語感の良さ”と、“意味があるようなないような絶妙さ”が混ざり合い、瞬く間にネット上で使われ始めた。
SNS上ではすぐに「口に出して言いたい日本語すぎる」「汎用性が高すぎる」「全部これで通じる」といった声が多数投稿され、「~、とガンダムが言っている」は、いつしか「シュウジ構文」と呼ばれるようになった。
元ネタとなった第3話では、ニャアンとの取引の直前に全財産を失ったシュウジに、マチュが非合法モビルスーツ決闘《クランバトル》への参加を持ちかける。赤いガンダムの隠し場所までマチュを案内したシュウジは、そこで静かに「戦え、とガンダムが言っている」と口にした。
何がどう“ガンダムが言っている”のかは一切わからないのだが、その“正しさ”にマチュも視聴者もなぜか納得してしまうのが、この構文の妙。
シュウジ構文は公式グッズ販売でも日本語
- 日本語
- English







