堀江貴文氏
【映像】メディア事業は40億円の赤字…フジHDの収益構造
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 実業家・堀江貴文氏が26日、「ABEMA Prime」に出演し25日に行われたフジテレビの親会社、フジ・メディア・ホールディングスの株主総会に出席した印象と清水賢治新社長への期待を語った。取締役相談役から日枝久氏が退任したことにも触れ「大きく変わりつつある。清水さんもちゃんとやらなきゃいけないというか、やる気はありそうだ」と述べた。

【映像】メディア事業は40億円の赤字…フジHDの収益構造

 堀江氏は今から20年前、2005年に当時ライブドアの社長としてフジテレビの筆頭株主だったニッポン放送株の最大株主だった。当時、会長だった日枝氏とは対立。今回の株主総会のタイミングで、日枝氏は取締役から退き、完全にフジ・メディア・ホールディングスの経営から身を引いた。「(フジテレビが)前より普通の会社になり始めた。日枝さんに過剰に忖度する雰囲気はあったし、逆らって飛ばされた人もいる。みんな怖くて何もできなかった」と内部事情に触れた。

 20年前の出来事をきっかけに、長らく堀江氏はフジテレビを“出入り禁止”状態になり、自身が出演するCMすら同社の考査を通らなかったという。「普通は放送法に従って公序良俗に違反しないかなどで見るが、それをうまく使って『堀江が出ているCMは出さない』ということをフジテレビはしてきた。ソフトバンクのお父さん(犬)のCMを2本撮り、代理店の人もOKして出来上がっていたがフジテレビの考査が通らないという理由でお蔵入りになったこともある」。

「切り抜き動画とかやったらどうですか」
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