フジテレビは清水氏を筆頭に出直しが求められている。堀江氏は清水氏をどう見ているか。「清水さんとはお話をしたことがある。例えば『切り抜き動画とかやったらどうですか』みたいな。『オレたちひょうきん族』のような昔のおもしろいコンテンツがすごくいっぱいあるので、オフィシャルで全て映像を切り抜いていいとすれば、ものすごいことになる。そういう話もちゃんと理解されていて、ちゃんとやらなきゃいけないことはあると思われていたし、やるかどうかは別として、やる気はありそうだ」と、姿勢を評価した。
株主総会後の会見で清水氏は「例えばFODについて、堀江さんがおっしゃっていることは我々にとって示唆に富む話。アドバイスをいただいたり、もしかすると協業みたいなことも含め検討する可能性があるかもしれない」とコメントしている。堀江氏は「外部者だし、ただの株主だから偉そうなことは言えない。まだ別に何も始まっていないし、フラッシュアイディアを出しているくらい」と語りつつも、「実現するかどうかは別として、昔のフジテレビに比べたらマシ。(協業を)明確に否定していない」と前向きに捉えた。また今後のフジテレビの動向については「大きな不祥事があり、フジテレビは今回変わるチャンスだったが、そこまで変わらない道を選んだのがどうだったのかは、ここ1年ぐらいでわかってくる。本当にやる気なのか、やる気じゃないのか。フジテレビは20年間、おもしろいぐらいに変わっていないので」とも語った。
(『ABEMA Prime』より)
