先制点を挙げた田中美南(11番)
【映像】なでしこvsスペイン女子の全ゴール(ハイライト)
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【国際親善試合】スペイン女子代表 3ー1 日本女子代表(日本時間6月28日/ブタルケ・スタジアム)

【映像】なでしこvsスペイン女子の全ゴール(ハイライト)

 なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は日本時間6月28日、アウェー強化試合でスペイン女子代表と対戦。田中美南のゴールで先制するも、2023年女子ワールドカップの優勝国に対して、1ー3の逆転負けとなった。これで国際強化試合は3連敗となっている。

 5-6月のブラジル遠征で2連敗に終わったなでしこ。今回のスペイン遠征は1試合のため18人という少数精鋭で試合に臨む。なお、キャプテンの長谷川唯がコンディション不良で不参加となった。

 2023年女子ワールドカップで優勝、2024年オリンピックで4位を誇る世界屈指の強豪・スペインを相手に、なでしこは4ー3ー3のフォーメーションを採用。GKは山下也加、DFは守屋都弥、熊谷紗希、古賀塔子、北川ひかるが並び、中盤は三浦成美、宮澤ひなた、松窪真心が入る。最前線は田中をセンターに、右は浜野まいか、左は藤野あおばが置かれた。

 ポゼッションを握るスペインに対してなでしこは、4ー4ー2ブロックを敷いて前線からハイプレスを仕掛ける。スペインが主導権を握る展開ながらも積極的に裏を狙いながらゴールを目指した。すると20分にアクシデントが発生。クリアしようとしたタイミングで右足を痛めた北川が、負傷で交代に。宝田沙織がセンターバックに入り、古賀が左サイドバックにスライドした。

 しかし30分、なでしこのカウンターが炸裂する。田中のインターセプトから一気にショートカウンターを仕掛けると、右サイドの浜野が入れたマイナスの折り返しを田中が受けて反転。最後は左足で豪快に蹴り込先制点を挙げた。

 そのまま前半終了かと思われた44分、右サイドから崩されるとオナ・バトルのマイナスの折り返しを、最後はクラウディア・ピナに蹴り込まれる。1ー1の同点とされて試合を折り返した。

 なでしこはハーフタイムに三浦と藤野を下げて、長野風花と杉田妃和を送り出した。前半同様にスペインがボールを保持する展開。なかなか攻撃に出られずに時間が経過していくと、61分には宮沢、浜野、熊谷を下げて、谷川萌々子、籾木結花、南萌華を投入した。

 迎えた66分、山下のパスを受けた谷川がうまくボールを収められずにロストすると、こぼれ球をヴィッキー・ロペスに決められて逆転を許す。さらに88分にはアテネア・デルカスティージョにコントロールショットを決められて勝負あり。W杯女王に対して先制するも悔しい逆転負けとなった。

ABEMA/なでしこジャパン)

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なでしこジャパンvsスペイン女子代表戦(6月28日)の中継、試合概要、招集メンバー
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