【国際親善試合】スペイン女子代表 3ー1 日本女子代表（日本時間6月28日／ブタルケ・スタジアム）
なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）を襲った疑惑の判定に、ファンたちから不満の声が出ている。
なでしこは日本時間6月28日、アウェー強化試合でスペイン女子代表と対戦。2023年女子ワールドカップで優勝した強豪を相手に、30分にFW田中美南のゴールで先制するも、そこから3失点で逆転負け。5-6月のブラジル遠征2連敗に続き、国際親善試合3連敗となった。
なでしこジャパンにとって悔やまれるのが、66分の失点シーンだ。GK山下杏也加がペナルティーエリア内から出した縦パスに対して、MF谷川萌々子が落ちてきてボールを受けようとした。しかし、プレスにきたMFアレクシア・プテジャスの足に引っかかって谷川は転倒。こぼれ球を拾ったMFヴィッキー・ロペスに悠々とゴールネットを揺らされた。
解説を務めた元なでしこジャパンMFの岩渕真奈さんは、「切り替えも大事ですし、ありえるプレーですが、後半で3、4回同じミスをしている。そこはどうだったのか」とコメント。後輩たちにあえて厳しい指摘をした。
リプレイ映像で見ると、谷川の右足とプテジャスの右足はたしかに接触しており、谷川も倒れた直後にファウルをアピールしていた。しかし、ノーファウル判定でゴールが認められただけに、試合を見守ったサッカーファンたちからは不満の声も。ABEMAのコメント欄やSNSでは、「え、スペイン足かけてるやんけ」「谷川へのファウルな気がする」「ファウルじゃない？」「これがゴールならサッカー以前の問題」「谷川の痛がり方からすると蹴られてるんだろうな」「しっかり蹴られてるやん。これ流すってやばいだろ」などの声が溢れた。
この試合ではVARシステムが導入されていなかったため、当該シーンの映像検証はされなかった。それゆえ「VAR入れてくれよ」「勝敗を分けたシーン」「間違いなくミスなんだけど…VARあればって思う」などの反響も出ていた。
（ABEMA／なでしこジャパン）
