【国際親善試合】スペイン女子代表 3ー1 日本女子代表(日本時間6月28日/ブタルケ・スタジアム)
バロンドール受賞者のクオリティーをまざまざと見せつけた。スペイン女子代表のMFアレクシア・プテジャスが、シャペウでMF長野風花の頭上を抜く技ありのテクニックを披露すると、そのままドリブルで持ち運んでからキラーパスを前線に供給。たった1人でなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の守備陣を切り裂いた。
なでしこジャパンは日本時間6月28日、アウェーでスペイン女子代表と対戦。2023年の女子ワールドカップを制したチームで異彩を放ったひとりが、2021年と2022年にバロンドールを受賞したプテジャスだ。
スペインが2ー1とリードして迎えた77分だった。自陣でプテジャスが最終ラインから後ろ向きでボールを受けると、寄せてきた長野の頭上を越す華麗なシャペウでプレスを回避。そのままドリブルで日本陣内へと持ち運んだ。
FWエステル・ゴンサレスが裏に抜け出す動きをすると、プテジャスはDF南萌華とDF守屋都弥の間を抜く絶妙なスルーパスで決定機を演出。ゴンサレスがシュートミスしてゴールには繋がらなかったものの、プテジャスはワールドクラスのクオリティーを惜しみなく発揮した。
一連のプレーには、ABEMAの視聴者も反応。「うまっ」「それはうまいわ」「うめー」「うますぎ」「素晴らしいパス」「針の穴を通すようなスルーパス」「あれ通るんか」と驚いた様子だった。
その後、スペインは88分にダメ押しの追加点を奪い、日本に3ー1で勝利。一方のなでしこジャパンは、5-6月のブラジル遠征に続いて国際強化試合で3連敗を喫している。
(ABEMA/なでしこジャパン)



