【映像】鈴木優磨、走りながらビタ止めトラップ
【映像】走りながらビタ止めトラップ
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【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ1ー2ファジアーノ岡山(6月28日/県立カシマサッカースタジアム)

【映像】走りながらビタ止めトラップ

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が、走りながらロングボールを右足アウトサイドでビタ止めトラップ。卓越した技術が凝縮されたプレーに、ファンが脱帽している。

 華麗なテクニックが飛び出したのは、鹿島がJ1リーグ第22節でファジアーノ岡山と対戦した31分のことだ。1点リードの鹿島がサイド攻撃をしのぐと、素早い切り替えが発動する。

 GK早川友基がサイドからのクロスをキャッチすると、すぐさま前線にパントキックを蹴る。このボールに反応したのが、鈴木だ。最前線に残っていた背番号40は、ボールの軌道を確認しながら右サイドに向かって走り出す。スプリントで落下地点に到達すると、ボールがバウンドする直前に右足を伸ばした。右足のアウトサイドとピッチでボールを挟むようにして、ビタ止めトラップを成功させたのだ。

 岡山のDF田上大地が猛然とアプローチをしていたが、鈴木がボールを足元にピタリと止めたことで寄せ切ることができない。

 鈴木はテクニカルなプレーで相手のプレスをけん制すると、味方が押し上げる時間を捻出し、サイドを変えるパスを出して攻撃の起点を作った。

 解説・林陵平氏は「うまい!」と感心し、「あそこで収まるかどうかは全然違いますからね」とコメントした。

 スタジアムが盛り上がる中、ファンはSNSでも反応。「鈴木優磨うめーんだよ」「すげぇトラップ」「うますぎて横転」「トラップうま」「優磨のストップトラップに湧くカシマ、エロスを知る目の肥えた観衆」と脱帽している

 戦いの舞台となった鹿島のホームスタジアムは、7月1日から3年間にわたって名称が「メルカリスタジアム」に変わる。「県立カシマサッカースタジアム」としてのリーグ戦は最後だったが、50分と59分にゴラッソ2発を浴びて逆転負け。得失点差で首位はキープするも、これでリーグ戦2連敗となっている。
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