19歳で「ミスマガジン・グランプリ」に輝くも23歳の若さで芸能界を引退した元人気グラビアアイドル小阪由佳(40)。1年半にわたる「洗脳生活」を『ABEMA エンタメ』の密着企画「NO MAKE」で語った。
デビューからわずか半年で「ミスマガジン・グランプリ」を獲得し、その後はマルチタレントとして目覚ましい活躍を見せた小阪だが当時は常に不安を抱えていたという。
小阪「バラエティー番組に出ても『今の私のトークは大丈夫だったかな?』とか、『今私は(共演者に)良いパスできたかな?』とか、そういうことばかり考えるようになって。楽しいとか、そういう気持ちは全く置き去りで、とにかく『役に立ったかな?』って」
芸能の仕事を始めて4年、後に人生を狂わせることになる「占い師」と出会う。
小阪「番組で関わるタイミングがあったんです。そこで『芸能でやっていけるか』と悩みを相談しました。職業的にペラペラ自分のことも話せない、誰かの話もしちゃいけなかったので、最初は本当にいい相談相手になってもらえた」
しかし、その関係は少しずつ歪み始めたという。
小阪「(占い師から)『周りの連絡先は消した方がいい』『番号変えて』と。すると、必然的にその人(占い師)の声しか入らなくなってくる。そしてずっと暴言を吐かれた。『本当お前の脳みそ腐ってんな』『今は化け物だから愛されないもんね』みたいな。人には私のことを『この子は私の奴隷』『何でも言うことを聞く』と紹介されて、当時は『自分が悪い』と思っていました。自分を許せないので、自分を傷つけないと気が済まない。“商品”である身体(の目につくところ)を傷つけない代わりに、頭皮を血が出るぐらいガリガリガリガリと1時間以上ずっとかき続けて、血がつくことで安心するみたいな」

