大金を手にした久慈さんは、以前から気になっていた生保レディに通帳を見せながら想いをぶつけ、なんと1000万円の札束を渡すという驚きの行動に出てしまう。その後、女性からの申し出で交際がスタートしたものの、「35万円のブランドバッグをプレゼントするも、彼女からのお返しは270円のTシャツ」「バンコク旅行をするも、彼女だけ無断で先に帰国」などの怪しい行動が続き、交際はわずか6ヶ月で終わってしまった。
「悲しいけど俺にはまだ金がある」と気持ちを切り替えた久慈さんが次に向かったのは、地元の高級クラブやキャバクラだった。「とにかく女性からチヤホヤされたかった」というシンプルな理由から、週4日のペースで通い続け、常に現金2000万円を持ち歩いては店内でチラ見せしていたという。
もともと人間不信だった久慈さんは、ロト6での当せんについて家族や友人には一切話していなかったが、この頃には店でだけ高額当せんの話をするようになっていた。また、1人で訪れた高級クラブでは一晩で2000万円を使うほどの大豪遊ぶりで、当時は「何もない俺でも、金があればこんなにチヤホヤされるんだ!世の中なんでも金で買える!」と本気で考えていたという。
久慈さんは豪遊していた当時の心境について、「営業メールといえど、常に自分のことを気にしてくれているのがうれしかった」「女性から必要とされていると感じてしまった」と、インタビューを通して語った。
ただ「モテたい」という一心で、キャバクラに週4で通う生活を半年間続けた久慈さん。生保レディとの交際で費やした金額も含めると、高額当せんからわずか1年ほどで、約7000万円もの大金を浪費してしまったという。お金の魔力に踊らされた久慈さんのしくじりに、スタジオからは「もったいない!」「ヤバい!」「もたないじゃん!」と、口々に驚きの声が上がっていた。
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