【写真・画像】立憲はXを“情報発信ツール”として使い、維新は“コミュニケーションツール”としても使用する? 「参院選 X全量調査」を分析 1枚目
【映像】立憲と維新のX投稿の「種類」
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 参議院選挙についてSNSのX上でどのようなワードに関心が集まっているのか? ANNがすべての投稿を対象に分析ツールを使って調査を行った。

【映像】立憲と維新のX投稿の「種類」

 シリーズで分析する10党のうち今回は立憲民主党と日本維新の会を特集する。

 テレビ朝日選挙本部の秋本大輔記者はこの調査について「Xの全ての投稿を対象に政党名や政策ジャンルなど約100個のキーワードを設定し、分析ツール(Meltwater)を使用して調査」したものだと説明。

 そして、注意点として「データはあくまで『投稿数』で『投稿者の数』ではない」「投稿の内容が肯定的または否定的かの区別はなく、あくまで『数』を積み上げて今X上でどれだけ話題になっているかを分析したもの」と補足した。

 例えば、この調査によって、公示日である7月3日から10日まで、「立憲民主党」というワードと共に「外国人」「参院選」「多文化共生社会」などの言葉が投稿されていることがわかる(分析画面では投稿数と文字の大きさは比例する)。

 「外国人」「多文化共生社会」という表示が大きくなっている理由について秋本記者は「今X上で外国人に関する問題がかなり注目を浴びているため、その影響が出ているようだ。具体的には外国人の問題に関する投稿に対して『○○党はこのようなスタンスだ』という投稿が多く、その中で一緒に立憲民主党という名前も出てきている。これは他の党でも同様だ。また、『多文化共生社会』については立憲民主党のスタンスであることから投稿が多くなったのだろう」と説明した。

日本維新の会は「候補者」「社会保険料」などが目立つ
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