立憲のX発信に“変化”?
さらに、政策ワードごとに投稿数の推移を見て「立憲民主党は『消費税』『物価高』は常に高い水準で推移しているが、ガソリン暫定税率廃止については7月4日、5日、6日までは高かったものの7月7日以降は少し落ち着いていることがわかる。とはいえ、まだ短い期間のものであるため今後もどのように推移していくか注目していくべきだ」と解説した。
維新は「社会保障」についての発信が多い
続いて、日本維新の会の候補者および党の公式Xがどのような政策発信を行ったのかを見ていく。
秋本記者は「日本維新の会は候補者からの政策発信においても『社会保障』というワードが1番多く、『賃上げ』『教育問題』『外国人問題』などの投稿が続く。自民党はどの政策についても比較的投稿が多かったが、立憲民主党と日本維新の会は特徴がはっきり出ているとも言えるだろう」と述べた。
維新は7月4日に「賃上げ」について積極的に投稿
日本維新の会の政策ワードごとに投稿数の推移を見て秋本記者は「7月4日に『賃上げ』が急激に上がっている。これは4日に各候補者が『手取りを増やす』という『賃上げ』に関する投稿を行い、その影響で大きく出ているようだ。ただし、もっと長く全体で見ると、『賃上げ』が少し落ち着いてきている一方で『社会保障』についてはコンスタントに多くの発信がされている傾向が分かる」と述べた。
維新の会はXを“コミュニケーションのツール”としても使用している?


