この件について国際政治学者の舛添要一氏は「これはものすごく深刻。今もう日本経済がガタガタだし、研究開発もダメ。基礎研究ができない。すぐ成果が上がらないので、予算が下りない。もうアメリカ、中国に完全に抜かされて、深刻だと思う」と懸念を示した。

 自民党の元衆議院議員・宮崎謙介氏は「もう10何年前に国会議員になった時からずっと言われている話で、当時ずっと予算を1パーセントカットしていくみたいな話があって、その名残からずっと来てしまっているような感じ。実感が湧きにくいものにお金を使わないという世の中の風潮に政治家も流されている。(国力、国益への影響が)めちゃくちゃ大きいので、今からでも無理してでも増やすべきだと思う」とコメント。

 舛添氏も同意する形で「AIも中国に負けてしまっている。あれはものすごいお金を中国は基礎研究に使っている。だから、このままいくともっと負けてしまうと思うので、変えないといけない」と主張した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(2枚)