この名称変更について、男性国会議員として憲政史上初となる育休を取得した自民党の元衆議院議員・宮崎謙介氏は「『トモイク』って座りいいですか。別に『イクメン』でよくないですか。あえて変える必要はないかなと思う。共に働いてやっていくということなんでしょうけど」「小池百合子東京都知事だって『育業』にしようと言ったが、結局全然『育業』は定着していないような気がする。キャッチーなものを役所はやりたがるって感じですかね。でも結構当たらないというか、そんな気はする。一旦定着したものを変えるって、ちょっと無理がある」とコメント。
さらに、自身の育休取得について「男性の育休というのがポイントだった。女性の育休はもうある制度だったので。男性がやるというのが、あの時めちゃくちゃ世の中が違和感を感じたこと」と語った。
元厚生労働大臣の舛添要一氏は「言葉を変えてもほとんど意味ないので、私はどうでもいいと思う。むしろ、現実を見たら、女性も働く、男性も働く、専業主婦はものすごく減っている。そういう意味で、現実に若い人たちはもう分担してやっていると思う。何が一番欠けているかというとお金と時間。だから、時間がたっぷりあれば男だってやる。それから、やっぱりお金が足りない。日本人は欧米先進国に比べて給料が安い。働く時間がまだ長い。だから、そこの是正をしないと。厚労省だからこういう言葉を使うが、厚労省を越えた日本政府全体の課題としてもっと大きく捉えてほしいと思う」と持論を展開した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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