誤爆直後のイヨの「ああ、やっちゃった…」と茫然自失の表情も印象的。ファンからも「ああ」「やっちゃった」「やると思った」との声が上がる一方、ジェシカ・レフェリーの手慣れた受け身っぷりに「彼女レスラーなのよ」「レスラーもやってる方なんだっけ…」との意見も。元インディ団体の女子レスラーだったジェシカは、一部では現役復帰の噂もあるほど、現場に近い存在として知られている。
レフェリーがダウンしたことで一時的にカウントが不在となり、リアが必殺のリプタイドを決めてもフォールは成立せず。混乱の中、二人は場外で激しい攻防を展開し、イヨは機材ボックスの最上段からアクロバティックな決死のクロスボディを披露し、観客を沸かせた。
佳境を迎えた終盤、「マネー・イン・ザ・バンク」の権利を持つナオミが登場し、キャッシュインを宣言。ナオミは激戦で消耗しきった二人をまとめて料理。まずブリーフケースでイヨを攻撃し、続けてリアを鉄柱に叩きつけて制圧。最後はイヨにスプリットレッグ・ムーンサルトを決め、劇的なピンフォール勝ちで女子世界王座を強奪した。
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