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【映像】37m飛んだ!驚異のビッグジャンプ
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WRC世界ラリー選手権】第8戦 ラリー・エストニア (デイ3/日本時間7月19日)

【映像】37m飛んだ!驚異のビッグジャンプ

 WRC(世界ラリー選手権)の第8戦がエストニアで開催され、昨年王者のティエリー・ヌービルが華麗なビッグジャンプを決めて、ファンから喝采を浴びている。

 前戦が終わった時点で、ヌービルのドライバー選手権ランキングは5位。同じくヒョンデでチームメイトのオィット・タナックより獲得ポイントが少なく、昨年チャンピオンにしては不甲斐ない今季前半戦となっていた。今大会の競技3日目デイ3は、森林地帯のステージがメインで、SS13は木立の中をベースに後半には連続してジャンプスポットが設置されているチャレンジングなコースだ。しかし、ターマックが得意と言われるヌービルが、この難関ステージでその評価を覆した。

 スタートするなりスパートをかけると、ヌービルのヒョンデ i20 N ラリー1は区間タイムを次々に乗り換えていく。ステージ後半に差し掛かったところにあるステージで一番大きなジャンプスポットでは、経験に基づいたテクニックを活かし、美しい姿勢のまま見事なビッグジャンプを決めた。

 実況の三谷紬アナウンサーから「いいジャンプ!」という言葉が漏れたほどの完璧な姿勢で、中継の表示を見るとその飛距離は驚異の37メートル。ちなみに、走行後のインタビューでは、「ここまで(走ったドライバー)で最大のジャンプ」と言われると、ヌービルは「そうですね。少し飛びすぎたかもしれません(笑)」とはにかんでいる。

 ジャンプの見事さに加え、その後の平地でも速さを発揮したヌービルは、見事に暫定ベストタイムを記録。最終的に、SS13ではトップの座を獲得することに成功した。

 一連のヌービルの走りを観た視聴者からは、「ヌービル速い」「職人技」「うまいな速く見えないけどタイム出てる」「車が張り付いてるみたいな走り」「これは24年チャンピオンですわw」「キングヌーですわ」「飛びすぎたw」「37m飛ぶ」など多くの反響が集まった。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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