洞窟探検家は「これは水を求めて掘られたものである可能性が濃厚だ」と分析し、「天井から湧き出る水は地層を通っているため、雨が降っても濁らない清涼な水である」と説明した。歴史の専門家も、その水は「殿様が庭などで使うような庶民の水とは異なる“清涼な水”だっただろう」と付け加えた。田村探偵は「金持ちの水道でした。一攫千金ならず…」と悔しがった。

 結局、お宝発見には至らなかったが、スタジオで田村探偵は、「井戸の存在を知る長老が今回の件で火がつき、木札に記された場所を探すべく、村中に通達して宝探しに意欲を見せている」ことを明かした。