■デジタル庁との違いは?
「チームみらい」が掲げる主要な構想の一つが「永田町ソフトウェアエンジニアチーム」だ。「一議席であったとしても年間1.5億円の非常に大きなお金をいただける。で、その中で、今まで他の政党はやってこなかったソフトウェアエンジニアチームを永田町に作り、課題解決や、プラスになる政策をしていこうと我々は訴えている」。
具体的には「まず取り組みたいのは政治資金。これをリアルタイムでシステム連携してオープンにしていく仕組みだ。議員の方からすると、専門のツールもあまりない状況で、収支報告書を作るのが非常にめんどくさい。なので、議員さんにとっては業務が楽になる。有権者にとっては、お金の流れが可視化できる」と説明した。
デジタル庁との違いについては、「2つの意味で違うと思っている。まず我々は立法府の中にいて、立法府のデジタル化を担う存在がいない。そういった意味で、やるべきことはたくさんある。もうひとつがスピード感の問題だ。行政の中だと予算を確保してから、やることが必要だが、例えば我々だと、1週間でプロトタイプを作って、動くものを見て、議論をリードするためのものを作れる」と機動的な開発体制を強みとしている。
■「テクノロジーで誰も取り残さない日本へ」
