授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣のほか、A.B.C-Zの五関晃一、高橋真麻、藤本美貴らが出演。
「自分を特別な存在だと思い込み、すぐに環境を変えたくなる」という性格により、幼稚園から大学まで計7回の受験を経験したという蘭丸。そうした意識の背景には、芸能人の両親を持つ“2世”であることに加え、幼少期に若年性リウマチを患っていたことも影響していたという。
岸谷は自身の病気を「障害者手帳とか持ってるレベル」と語り、当時は首や肩、肘、膝など全身の関節が痛み、ほとんど動けなかったのだという。特に3歳から6歳ごろが症状が重く、毎週のように入院して幼稚園も3分の1ぐらいしか行けなかったそうだ。リウマチに良いとされる温泉に母親と通い、少しでも体が動くようになることを祈りながら入浴を続けていたことを明かした。共演者の高橋真麻から「ママの愛情を感じます」と声を掛けられると、「毎日行ってましたね」と母親への感謝を込めて応じた。
難病の影響で、公立小学校の通学は難しいと判断し、小学校受験に挑戦するも10校すべてに不合格。唯一合格した都内の少人数制私立小学校に入学し、自由な校風や周囲の先生の理解と協力のもとで快適な学校生活を送ることができたという。病気の事情を学校側へ伝えると、担任や校長、保健室の先生が薬の管理や体調のフォローに協力してくれたと語り、「めちゃくちゃいい学校。ほんとここでよかったっす」と振り返る場面もあった。
そして、小学4年生の時に転機が訪れる。新薬の治験が終わったばかりのタイミングで投薬を受けたところ、その薬が効き病気が完治。「次の日の朝、体軽っ!と思って。2段ベッドから飛び降りて、これが健常者の体なんだと思った。衝撃でしたね」と劇的な変化を語り、「本当運です」とその奇跡的な経緯を明かした。
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