【写真・画像】「TikTokで一緒に動画を撮ろうよ」「裸の写真を送って」子どもたちに近づく“令和の不審者”最新3パターン 2枚目
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 3つめは「偽お友だち不審者」。SNSやオンラインゲームで同年代の友だちになりすまし、信頼関係を築いた後で、子どもの心理を巧みに利用する。「最近太っちゃったんだけど、おなか出てるかな。写メ見てくれない?」と相談を装い、“相手も自撮り写真を送っている”(実は拾い画像や成りすまし)ことで安心させ、子どもに「あなたも見せて」と体型写真や上半身の写真を要求。さらに「じゃあそっちも見せて」と次第にエスカレートし、子ども自身が相手に嫌われたくない・仲良くしたいという気持ちにつけ込んで、誘導を強めていく。

 こうした手口はSNS世代の子どもの「悩み相談もできるネットのお友達なら大丈夫」という油断や、承認欲求・仲間意識を逆手にとって心理的抵抗をなくしていくのが特徴だ。

 この巧妙な心理操作に、西山茉希も「絶妙な人間の心理を利用してきてる」と驚きを隠せない様子だった。専門家からは「ネットの世界は絶対に信用しない」「個人情報や写真は決して送らない」といった基本を繰り返し伝える必要性が強調された。

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