歌手としてのきっかけをくれた祖母に恩返し
━━おばあさんとの一番の思い出は何ですか?
さくら「祖母の家で祖母と一緒に水槽掃除をするのが楽しみだった記憶が残っていますね。祖父も祖母も“本当にすごいもの”じゃないと褒めない人でしたが、唯一『うまいんじゃん!』と私を褒めてくれたのが歌でした。それで、もしかしたら歌を頑張ろうと思ったのかもしれない」
歌うことの楽しさ、歌手としてのきっかけをくれた祖母に恩返し。
さくら「いつか祖母が亡くなる時に『頑張ったね。一緒に楽しかったね』って。『もっとできることあったはずなのにね』と言わないようにしたいと思って。今頑張っています」
祖母と同居を始めてからは仕事をセーブ
介護と学業に勤しむさくらだが、この日は地元・北海道にいた。
2020年に事務所を独立して以降、書類作成・仕事現場でのあいさつ回り・演奏に関する打ち合わせなどはすべて自身で行っているという。
とはいえ、認知症の祖母との同居を始めてからは、仕事をセーブしているという。
さくら「こういうステージは1泊するので2日間も家を空けている。それが連続して、例えば1週間家を空けるとなると1週間(親か施設に)見てもらわないといけない。なのでそういう仕事は入れないようにしています。今は幸せです。この幸せをできるだけ引き伸ばしていきたいです」
ステージの後半では、祖母と祖父への思いを歌った楽曲「私からあなたへ」を披露した。
(『ABEMA NEWS』より)
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