どこまで教育指導?“羽交い締め”で無罪判決…現役教師「教員は今たたかれやすい状況」「夏休みの宿題は数ページで『出してください』とお願いする」 ABEMA Prime 2025/07/27 09:00 拡大する 広島で学校指導を左右する、注目の裁判が行われた。判決文によると、発端は2024年5月、小学校の男性教師が掃除時間に校庭で遊ぶ、小学校6年生(当時)の男子児童を指導したこと。注意をするも児童は逃げ回り、左腕をつかむなどして捕まえた後も、足を蹴るなどして暴れた。そこで男性教師が「羽交い締め」を行ったのだが、これにより暴行の罪に問われることになった。 朝日新聞によると2024年12月、男性教師は簡易裁判所から罰金10万円の略式命令を受けたが、これを不服として正式裁判を申し立てた。そして先日、その判決が出た。広島地裁福山支部は、「肉体的苦痛を与えるために行われたのではなく、問題ある行動を繰り返していた児童に対して口頭による指導を行うために、その場にとどめようとしたもの」として、教師に無罪を言い渡した。 続きを読む