国民民主党の玉木雄一郎代表、立憲民主党の泉健太議員、日本維新の会の岩谷良平幹事長が『ABEMA Prime』に出演し、野党間での連携について語った。
■「合意形成を進めるプラットフォームをどこかの政党に」
玉木氏は、現在の政権運営のあり方について、「穏健な多党制時代に突入している。二大政党的なものは、早く立ち入った方がいいと思ってる」と指摘する。「政権運営はすでに5つ程度の政党が協力しなければ物事を決められない状況になっていて、これは不可逆的であると考えている。現在の状況下での意思決定や合意形成のルールと作法が、日本の政治ではまだ確立されていない」。
しかし、「うまくやれば、立法府において野党が協力すれば法律を通せる」といい、「これは新たな状況の現実であって、どのように運営するか。幅広く野党の中で共通点を見出し、合意形成を進めるプラットフォームをどこかの政党、あるいは複数の政党が果たしていくことが重要で、野党政策責任者会合はその第一歩だと思う。まだルールが決まっていない現状で、国民の期待に応える政策実現、法律を通していくことが、野党にも与党にも問われている。こういう新しいルール作りをぜひ先導していきたい」と提案した。
泉氏は、「絶対必要なので、その枠組み作りの準備でもいいから、各党で下ごしらえをしていくべきだと思うし、そこに立憲民主党、国民民主党、日本維新の会が、現在の野党の中で経験豊富な政党として中心的に指導していく。執行部にも政策実現会議的な枠組みを作るよう伝えたい」と賛同した。
維新と立憲は1つの政策を通すために組める?
