8月5日からサウジアラビアで開幕するFIBAアジアカップ2025で、54年ぶりのアジア王者を目指すバスケットボール男子日本代表。とりわけ攻撃面で鍵を握るシューティングガード富永啓生(24歳/レバンガ北海道)が、『ABEMA』の独占インタビューで、チームメイトたちについて語った。
富永は日本代表メンバーの一問一答で、「一番の仲良し」と「一番バスがうまい選手」にポイントガードの河村勇輝、「生まれ変わってみたい選手」にセンターのジョシュ・ホーキンソン、「一番シュートが上手い選手」に自分を選出した。
2001年2月生まれの富永、2001年5月生まれの河村は、高校年代からしのぎを削ってきた仲で、代表チームでは良きパートナーに。2024-2025シーズンはアメリカのGリーグ(NBAの下部リーグ)、さらに今夏のNBAサマーリーグには揃って参加した。「高校時代からはもちろん、日本代表で自分たち2人が一番年下でやっていた時もあったので、そこでとくに仲良くなりました。あとはアメリカに行って、もっともっと仲良くなりましたね。ほぼ毎日のように連絡を取っています」という。
富永は他にもいくつか河村との裏話を告白するなど、プライベートでいわば親友関係にある2人だが、プレーの相性も抜群だ。河村の神業パスから富永の超絶シュートという黄金パターンで、幾度となくファンを魅了してきた。インタビュアーを務めたバスケ大好き女性タレントの『まるぴ』が、「お二人が出ている代表戦では、河村選手のパスから富永選手がシュートを決める場面が多いし、観ている側も期待してしまいます。自分達としてもやりやすい部分はありますか?」と聞くと、富永は頷いた。
「間違いなくあります。やっぱり彼とは一緒にプレーしている経験も長いので。彼のパスは本当に正確ですし、本当に自分の欲しいタイミングでくる。一緒にやりやすい選手の1人ですね」
ちなみに、今回のアジアカップは、富永はメンバー入りを果たしたものの、河村はNBAシカゴ・ブルズと2ウェイ契約を結んだ関係で欠場。ポイントガードは富樫勇樹、テーブス海、ジャン・ローレンス・ハーパージュニアという顔触れになった。彼らと好連携をいかに築くかが、富永のシュート決定率、そして日本代表の得点力を左右する重要な鍵になりそうだ。
(ABEMA/FIBAアジアカップ2025)


