■「個人としては満足しているが、党の幹部としては反省」
浜田氏は、参院選の結果について、「たくさんの票をいただいて非常に感謝したい。私個人は満足しているが、党としての得票数が足りなかったことで、党の幹部としては反省もしている」と振り返る。
選挙制度に関しては、「個人あるいは政党の両方に投票できるので、今回33万票という数字が出て落選したが、一覧表だと政党に投票した数が出ない。だから、個人のみ書くようにすれば、もうちょっと違う考え方が出るのだろうと思う」との見方を示した。
浜田氏といえば、国会で独特な視点から数多くの質問をすることで知られている。 新人時代には、質問の内容が当時の麻生財務大臣に絶賛されたこともあった。 浜田氏の質問主意書の提出件数はダントツで多く、1247件の半分以上が浜田氏からのものだという。
この精力的な活動について、「質問主意書は文書での質問。委員会で自分の口で説明する質問と違って、文書なので、別に議員本人が書かなくてもいい。それこそ有識者の方に協力してもらって質問ができるので、我々のような少数会派の議員にとっては非常に有効な武器だ。だから野党議員は積極的に使うべきだと思ってる」との考えを語った。
どういう軸で活動していたのか。「国会で心がけたのが、需要が高いが、他の議員が取り組まない問題をしっかり取り上げること。需要の高さは、SNSのインプレッションの数などで判断できるが、他の議員は怖くて取り組めない問題が存在する。国会に行けるなら、今後もそこに向き合うような議員をやりたいと思う」と答える。
今後の政治活動については、「政治団体は1人でも結構簡単に作れる。だから、私自身も複数の政治団体を作って、いろんな形で地方議員の選挙に出る。それこそ地方選挙は全国で毎週のように行われているので、そういった機会を利用して自分自身の活動を広めていきたい」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)
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