水泳大国・アメリカの意地と誇り！混合4X100mフリーリレーで驚異の世界記録樹立 第1泳者から独走の“完全V”

　「世界水泳シンガポール2025」23日目が8月2日に行われ、混合4X100mフリーリレー決勝ではアメリカが3分18秒48の世界新記録で金メダルに輝いた。これまでにも世界大会で数々の金メダリストを排出してきたアメリカだったが、今大会ではリレー種目での優勝がなかった。まさに水泳大国・アメリカの意地と誇りが込められた泳ぎが、驚異的な世界記録を生み出した。
　スタートからゴールまで1度もトップを譲らない“完全V”だ。第1泳者のジャック・アレクシーが最初の50ｍから世界記録を0秒83上回るタイムで入ると、100mを46秒91でバトンタッチ。この時にも世界記録を1棒23上回った。その後も第2泳者のパトリック・サモンは合計タイム1分33秒81（－1秒78）、トーリー・ハスクが2分26秒04（－1秒08）と世界記録ペースを維持。そしてアンカーのケイト・ダグラスも力泳し、3分18秒48という世界新記録を樹立した。