――「命が宿ったらいいな」と思う物はありますか?

市川:僕はスマホですね。僕はいろんなことを忘れちゃうんですよ。誰かと約束していても、どうだったっけと。明日だよねと言われて思い出す、ということがけっこうあるので。それを全部管理してほしい。
花守:それは秘書だね。
市川:秘書的な感じですね。
花守:明日10時からガチアクタの取材がありますよって。
市川:全部教えてほしいです。
松岡:僕は家ですかね。もし家に命があると仮定したら、なんだか優しくなれる気がします。すべてのものに対して。
花守:体内で生かしてもらっているというような。
市川:怒らせたら溶けちゃうとか。
小西:今日のお風呂チクチクするな…みたいな。
花守:わたしは小さい頃からの夢なんですけど、人形ですね。『トイ・ストーリー』みたいに、寝てる間に動いていたりしないかなと、小さい頃に思ってました。小人の靴屋みたいに、細かいことをやっていてくれたらいいなと思いますけど。で、いるかもと思いたい。
松岡:起きたら台本をチェックしてもらいたいな。
花守:ちゃんとマーカーまで引いてくれてる! って。
市川:いろいろ書いてくれたらいいですよね。
花守:結局、秘書がほしいのかな、わたしたちは(笑)。
小西:僕は冷蔵庫ですね。冷凍しても勝手に解凍してくれたりとか。賞味期限が切れそうなものを教えてくれたりとか。勝手に氷をつくってくれたりとか。
花守:結局秘書が欲しいんだよね(笑)。
市川:管理されたいんでしょうね。

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――最後にメッセージをお願いします。

市川:この作品って、画面の力だけでなくて、動きもそうだし、音楽もそうですが、ちゃんとアートとして昇華されて、ガチアクタの世界にすごく馴染んでいるなと思うので。何度見ても新しい発見がありますし、今回はここを注目して観たから、次はこっちにも注目してみようというような、いろんな楽しみ方ができる作品です。各キャラクターがすごく個性的で、いろんな意味でぶっ飛んだキャラクターがたくさんいるんで、一回じゃ見きれないと思うので、何度でも楽しんでいただきたいなと思います。よろしくお願いします。

小西:僕は原作好き勢なので、原作好き勢の方の期待を裏切らない作品になっているかなと思います。PVを観ていただけると一目瞭然だと思うんですが、「ガチアクタ」という作品に色がついて動くとこうなるんだと、これが「ガチアクタ」なんだと。原作を知っていても、その期待を超えてくるので。そういうことも含めて楽しんでいただけたらと。原作を知らない人でも、とにかくクオリティが高いので。ぜひ観ていただけたらうれしいです。

花守:原作の時点から、絵の迫力や背景などが浮かびあがるような、そんな動きがある作品だと思っていたんですけど、映像化にあたって、原作の印象を損なわないどころか、むしろ塗り替えるという感じで。スタッフさんからの「ガチアクタ」というアニメを魅せるんだ、という強い意志を感じて。それはアフレコ現場からも感じますし、見せてもらったアニメからも、その姿勢が常にビリビリ感じています。これを皆さんに観ていただくのがすごく楽しみだし、ひとくち食べたら、ずっと食べ続けないと気が済まないというくらいに虜になってしまう作品なので。皆さんにも虜になってもらいたいなと思いますし、役者としてもそこに力添えできるようにこれからも頑張っていきたいなと思います。どうぞ「ガチアクタ」をひとくち食べて、虜になってください。

松岡:やはり原作に力があるので、アニメ化はなるべくしてなったというところは絶対にあると思うんです。ただ物語のストーリーを追っていくと、人によっては「ウッ」となってしまうようなところもあるかもしれません。それでもそれを乗り越える過程で、たとえキツくても“続きが観たい!”と思わせてくれるような楽しい作品になっているので。ぜひともいろんな人を巻き込んで「ガチアクタ」をみんなで観ていただけたら。よろしくお願いします。

(C)裏那圭・晏童秀吉・講談社/「ガチアクタ」製作委員会

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