【写真・画像】世界ラリーで最高速201キロ! 32歳日本人、驚異の“全開アタック”に「あのスピードで踏んでいくのは…」解説者も言葉に詰まる 1枚目
【映像】カメラが捉えた超一流の“ペダルワーク”
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WRC 世界ラリー選手権】第9戦 ラリー・フィンランド(7月31日〜8月3日)

【映像】カメラが捉えた超一流の“ペダルワーク”

 WRC(世界ラリー選手権)第9戦が開催。トヨタと熾烈な争いを続けるヒョンデのドライバーが、タイムアタック中に驚異的な足さばきを披露してファンを感心させる一幕があった。

 今季、フォードMスポーツからヒョンデへ移籍してハーフシーズンが経過したアドリアン・フルモーはデイ2終了時点で3位につけていた。2日に行われたデイ3もセッティングが決まっているのか、SS12は3位、SS13は3位と絶好調。そして迎えたSS14、フルモーがステージ後半に経過タイムを次々に塗り替えていくなか、画面左下にはフルモーのペダルワークが映し出された。

 WRCにおいては珍しい映像だが、豪快に踏まれる右足アクセルに対し、繊細なタッチでブレーキを踏む、ドライバーの巧みな足技が捉えられる。解説の竹岡圭氏は、「アクセル開けてる時間が長いですよね、このコース」とコメントしている。

 一方で大映しにされているのは、フルモーが操るヒョンデ i20 N ラリー1だ。豪快なドリフトを決めながら絶妙なコントロールで高速コーナーを攻略していく姿は、見るからに速い。結果、フィニッシュを決めたフルモーのタイムは、そこまで暫定トップだったエルフィン・エバンスのタイムを0.5秒上回った。

 同チームの先輩にして昨年王者を打ち破ったフルモーの驚異的な走りに、関係者もファンも下を巻いたことだろう。視聴者からも、「フルモー速い!」「おお!!0.5!!」「まじか」「グラベルだとヒョンデは速いね」「小雨が有利になるのかね」など、フルモーを応援するコメントが寄せられている。(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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