“いなくても回る組織”作りを評価
藤原結衣(ロート製薬株式会社 人事総務部人事2グループ兼広報・CSV推進部広報グループ):(先輩や自分が)“いなくても回る組織”を作ることに目が向くのはすごくレアだと思いました。なぜそういうところに目が向くと思いますか?
中村:私は元々効率化を重視する人間で、射撃部という厳格な縦社会の中で、どれだけ効率化を実現できるのかを入部当初から考えていました。
白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役CHRO):今のプレゼンテーションは技術伝承など「人のため(のもの)」でした。全日本学生選抜7位など個人でも勝てるのに、なぜその思考をお持ちなのですか?
中村:全日本学生選抜で7位になった2年生の頃は自分の実力を上げるために必死でしたが、団体戦で慶應は結果が出ていませんでした。自分だけが強くてもチームには貢献できてないと思い、組織全体として強くなろうという気持ちで取り組みました。
大内麻衣(株式会社ワコール 人事部 人財・組織開発担当):課題を見つけて取り組む向上心があると思いました。課題を見つける時に大切にしていることはありますか?
中村:厳格な縦社会の射撃部において、伝統も守ることに苦労しました。
切り拓いていく貪欲さ、アグレッシブを求めたい
